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[Linux]xtermを設定する

.Xresourcesの利用

xtermの各種設定は.Xresourcesに記述します。

.Xresourcesを変更したら

$ xrdb -merge ~/.Xresources

で設定を反映できます。

以下の行を.xinitrcや.xsessionに記述しておくと、Xサーバの起動時やログイン時に.Xresourcesの設定を自動で読み込んでくれます。

[ -f $HOME/.Xresources ] && xrdb -merge $HOME/.Xresources

日本語の設定

xtermでもいくつか設定を加えることでxtermでも日本語が入力できるようになります。

XTerm*utf8: 1
XTerm*locale: true

! フォントの設定
XTerm*fontDoublesize: true
XTerm*faceName: DejaVu Sans Mono:style=Book:antialias=true
XTerm*faceNameDoublesize: VL Gothic:style=regular:antialias=true
XTerm*faceSize: 10
! 日本語入力中のフォント
xterm*ximFont: -misc-fixed-medium-r-normal--14-130-75-75-c-140-jisx0208.1983-0

日本語入力にはximを利用します。例えばIMEとしてuimを使っている場合は、uim-ximを起動しておいてください。

$ uim-xim &

クリップボードとコピー&ペーストのキーバインド変更

次の設定を加えると選択した文字列がクリップボードに入ります。

またShift+Ctrl+C, Shift+Ctrl+Vでコピー&ペーストができるようになります。

XTerm*selectToClipboard: true

! Copy-Pasteのキーバインドを変更
! デフォルトではShift+Insert
XTerm*vt100.translations: #override \
    Shift Ctrl <Key> C: copy-selection(CLIPBOARD) \n\
    Shift Ctrl <Key> V: insert-selection(CLIPBOARD)